インクジェットクロスの貼り替えに行ってきましたが貼り替えの原因は
「思い違い」と「過信」
でした
僕も30年やってるとたくさん失敗してきましたよ
壁紙を施工する時に大事なことは
客観的に見れるかどうかだと思います
自分がこう、と思っても他人から見れば違うこともあります
また成功が積み上がるほど自信も付きますが過信も同じように出てきます
最初に確かめたのはカンプ(割付け指示書)と現地寸法の相違
ピッタリ合っていることはあまりないです
次にデザインには調整できる部分を大体作ってあります
これは開口や出角、高さ違いなどで調整出来るところがあればそこで元々のデザインを損なうことなく施工出来るからです
今回も2箇所ありました
次にみたのは絶対ずらせない位置です
扉が出力シートで後日施工予定なので扉のデザインを伸ばしたり縮めることは不可
ここは動かせないのが決まりました
もう一つ動かせないところが左端にあった社名
測って扉から決めても社名が残ることを確認して横幅の貼り出し位置は決定
次に高さ
これもメインは扉に入るデザインの高さに合わせれば決まり
という感じで21巾の位置が確定しました
巻き込み用と巾の予備デザインのあまりもわかり施工しました
無事終了
実測してデザインをしっかり合わせてたら間違うこともなかったと思います
デザインが悪いから貼れないと思い込んで進み、自分達が悪くないと思い施工したため不具合にも気付かずに最終的に貼り替えとなっていました
予備出力の材料も貼っていたのでそりゃ合わんですわ
今回思ったのは自分も毎日「思い違い」や「過信」が無いかを自問自答せねばいけないなと思いました
失敗するわけにはいけないので毎日神経すり減るけどね…
今回は自分の戒めにもなりました
まさに
「初心忘れるべからず」ですね
明日からまた新人の気持ちで施工です